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ハムスターの病気

少しの違和感も見逃さないで

ハムスターの病気

ハムスターは生態系の中で弱い立場の動物です。肉食獣に食べられてしまう被捕食動物のため、具合が悪くなっても元気な素振りをして攻撃されないようにしています。そのため、飼い主さんが異常を感じた時には、病気は思った以上に深刻な状態になっていることが多いです。
ちょっとした違和感を感じたら、すぐに動物病院の診察を受けることをおすすめします。

ハムスターの症状と病気

脱毛している・フケが出てきた・体がかゆい・かさぶたがついている・からだが赤い

考えられる病気
寄生虫(ダニなど)、皮膚炎、カビ、外傷、自咬など
検査
皮膚・被毛検査、培養検査など
対処・治療
外用薬、内服薬、環境改善など

体にできものができた

考えられる病気
腫瘍、膿瘍、歯科疾患、ヘルニアなど
検査
細胞診検査、口腔内検査、レントゲン検査など
対処・治療
外科手術、内服薬、外用薬など

おしりが汚れている・下痢をしている

考えられる病気
寄生虫感染、不適切な食べ物の摂取、感染症、消化器疾患など
検査
糞便検査、レントゲン検査など
対処・治療
駆虫薬、内服薬、食事指導など

足がブラブラしている・手足の動きがおかしい

考えられる病気
骨折、中毒、熱射病など
検査
レントゲン検査など
対処・治療
外科手術、注射・点滴、環境改善など

目ヤニ、涙が多くなってきた・目が白い・目がはれている

考えられる病気
結膜疾患、角膜疾患、口腔内疾患、白内障、腫瘍など
検査
眼科検査、レントゲン検査、口腔内検査など
対処・治療
点眼薬、内服薬、外科手術

(獣医師 森下豪 監修)